先週末は定時を過ぎたらいつもより早めに会社を出て、
かなり気になっていた映画『
キンキーブーツ』を観に
一目散に映画館へ。
観にいった、と言ったら結構「その映画知らない」と
言われてしまったので、ちょっとだけ映画の内容の前提を。
倒産寸前の伝統的な紳士靴製作会社の、優柔不断な
後継ぎ息子さんが主役の映画なのですが、
真面目で新しい事に手を出すなんて!と言う感じの
保守的な彼がドラッグクイーンのオネエサマに
出会って…と言う、流れ的にはわかりやすい展開。
本当にあったサクセスストーリー、ということなので
勿論辛い紆余曲折は在りますが、結末が悲しい
映画は見たくない!と言う方にも
オススメな映画でした。
人にはそれぞれの一生懸命の形があるけど、
やっぱり皆で幸せになる方向に頑張るのが一番
良いじゃない?と、暖かい気持ちになれてしまいます。
何と言ってもドラッグクイーンのローラが可愛い!
粋で、歌が上手で、すごーくゴツイ!のに
何だかセクシーで、ワガママに見えてピュアで。
彼女が不意に言う気の効いた言葉無しには
この映画は展開しないわ!と思いました。
ラスト少し前のあのシーンで、スクリーンは生き生きして
とても華やかだったのに、何だか幸せで幸せで
泣きそうになってしまったのは、ラストシーンまで
映画の中の人たちが築いた色んな気持ちがあったから、かも。
みんなずっと幸せであれ!と、心から思えたのです。
そして何年振りでしょう、映画の音楽のCDがほしいと
思ったのは…!
ローラのセクシーソングのCD、探してみなくっちゃ。